インテリジェントシステム系

相手の顔色の良し悪しを瞬時に判断するなど、人間には比較的簡単にできても、機械にはうまくできないことがまだまだたくさんあります。そこで、脳神経科学の立場からシミュレーション実験を通して神経細胞のふるまいを解明するとともに、人工知能のように、工学的観点から学習機能やパターン認識などの性能の向上を目指します。そして、多面的なアプローチで、人にやさしい高度で高性能な情報処理の新技術を創出します。

教員メッセージ
最適解を得る技術開発と得られた結果分析する技術開発を実問題に適用し、社会課題の解決に取り組む

intelligent system

研究室では、①設計探査、②大規模流体解析、③社会問題へのシミュレーション技術応用を3 つの軸としています。③では飛行機を予定通りに離発着させられる時刻表の策定を目標に、電波航法研究所などと共同でプロジェクトを進めています。その一環として現在行っているのは、空港周辺の飛行機の渋滞を表現するモデルの妥当性の検証です。この目途が立てば、次はどのように交通容量を増やすかを考えることになります。さらに気象の予測や飛行機のダイナミックなふるまいを関連させ、スーパーコンピュータを使ったシミュレーションも想定しています。また、飛行機が遅れれば約束に間に合わない、電車の遅延が飛行機の離発着の遅延につながるなどの社会的損失、経済的損失は非常に大きなものがあります。そこで、将来的には鉄道やバス、船舶を含め、輸送システムを効率化させ、社会システム全体の最適化を行いたいと考えています。
Focus
生命のふるまいもネットワーク研究の対象
私たちの周りには、さまざまなつながり(ネットワーク)が存在しています。例えば、インターネット、友人関係、会社間の取引関係などです。TwitterやFacebookなどのSNSもネットワークです。脳の中では、神経細胞がつながって複雑な情報処理を実現しています。池口研究室では、これらのさまざまなネットワークがどのようなつながり方を持っているのか、なぜそのようなつながりが生まれたのか、このつながり方は、どのように変化すのかなどを研究することで、新しい情報処理原理の開発に生かそうとしています。
Career
予想される進路
情報系企業、ネットワーク事業を展開している企業など