インテリジェントシステム系

相手の顔色の良し悪しを瞬時に判断するなど、人間には比較的簡単にできても、機械にはうまくできないことがまだまだたくさんあります。そこで、脳神経科学の立場からシミュレーション実験を通して神経細胞のふるまいを解明するとともに、人工知能のように、工学的観点から学習機能やパターン認識などの性能の向上を目指します。そして、多面的なアプローチで、人にやさしい高度で高性能な情報処理の新技術を創出します。

教員メッセージ
脳神経細胞のからくりの解明や工学的観点から情報処理技術の高度化に取り組む

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人間のさまざまな活動を支援し、人が使いやすいシステムを設計するには、人間の知的特性の把握が必要です。そのため、数理モデルを用いて神経細胞のふるまいを再現し、神経細胞がつながったネットワークではどのような現象が起きるのかを調べることで、脳で用いられている情報処理原理を解明していくアプローチが重要です。一方、これとは異なり、従来得られた情報処理の治験を活用し、より高性能な処理の実現を目指すというアプローチもあります。また、知識処理やメディア処理の効率を高めるには、数理工学からコンピュータのシステム技術まで、幅広い知識を活用して計算速度を向上させるハイパフォーマンスコンピューティング技術も大切となります。さまざまな分野に広がるインテリジェントシステム系の研究は、真に有用なシステム設計のための基盤となる分野だといえます。
Focus
生命のふるまいもネットワーク研究の対象
私たちの周りには、さまざまなつながり(ネットワーク)が存在しています。例えば、インターネット、友人関係、会社間の取引関係などです。TwitterやFacebookなどのSNSもネットワークです。脳の中では、神経細胞がつながって複雑な情報処理を実現しています。池口研究室では、これらのさまざまなネットワークがどのようなつながり方を持っているのか、なぜそのようなつながりが生まれたのか、このつながり方は、どのように変化すのかなどを研究することで、新しい情報処理原理の開発に生かそうとしています。
Career
予想される進路
情報系企業、ネットワーク事業を展開している企業など