データサイエンス系

インターネットやスマートフォンを通じて、誰もが瞬時に大量のデータを収集できる時代を迎えました。しかし、情報を収集するだけでは、本当に有効な情報活用とはいえません。重要なのはどう情報を収集するか、そして収集した情報をいかに問題解決に活用するかです。世の中のさまざまな現象は一面的なデータ解析だけでは解き明かせませんが、複数のデータを多角的に分析・解析し、情報に新たな価値を付加することで、それを将来に役立てることができます。 

教員メッセージ
大量かつ多様なデータを組み合わせ、分析・解析することで、情報に新たな価値が生まれる

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IT技術の進歩とともに、さまざまな分野で大量かつ多様な情報を収集・蓄積できるようになりました。そうしたデータベースと統計を組み合わせて有効活用するための科学をデータサイエンスといいます。現在、ビックデータの有効活用が特に進んでいるのが医療分野です。例えば厚生労働省には医薬品の副作用情報を収集する自発報告のデータベースがあり、一般に公開されています。また、遺伝子情報のデータベースもあり、この2つを組み合わせることで特定の遺伝子に変異がある人については、ある薬を投与した場合、副作用が出やすいといったことが将来的に評価できるようになるはずです。高度情報化社会では、必要な情報を収集、あるいは取り出し、数理モデルを作って玉石混交の情報の価値を科学的に判断し、人間が幸せに過ごすため、新たな情報の有効利用を考えることが、今後ますます求められるようになります。
Focus
信頼性の高い統計解析ソフト「SAS®」をフル活用
情報を有効利用するには、コンピュータのデータベース、数理モデルの構成、統計学についての知識が求められます。また、統計手法の知識に加え、ビッグデータの解析に利用されるソフトウエアの使い方もマスターし、わかりやすく見せる力も身につけなければなりません。情報工学科の学生は、全世界で最も広く使われ、信頼性の高い統計解析ソフト「SAS®」を使って複数のデータベースを結びつけ、多角的かつ科学的に情報を処理し、研究に利用しています。※SAS = Statistical Analysis System
Career
予想される進路
情報系企業、統計的知識を生かせる製薬企業、金融系企業でのデータアナリストなど